ディスカッションまとめ10/20〜10/23「殺処分問題」

今週は「殺処分問題」についてディスカッションを行いました。
Q .あなたは、殺処分ゼロを達成するには、どのような取り組みや考えが大切だと考えますか。それぞれ意見を自由に出しあいましょう。
<月1クラスの意見>
・ペットショップより譲渡会をメインにしていく。
・総理大臣に新しい法律を作ってもらう。
・「殺処分されそうな犬」ではなく、ただの「犬」として偏見なく見てもらえる譲渡会を開催する。
・犬カフェや猫カフェを増やす。
・しつけをしてから譲渡する。
・絶対に犬を悲しませない約束をして渡す。
・野生に返す。
<月2クラスの意見>
・興味本位で飼っては行けない。
・犬の知識をつけてから飼う。
・譲渡会で飼い主が見つかるようにアピールする。
・しつけをする。
・譲渡会を主催する人も犬を飼えばいい。
・犬に名前をつけて愛着をつけてから譲渡する。
・一時的に犬を預けられるところを増やして飼い主の負担を減らす。
・飼い主が病気になったら犬と一緒に過ごせる病室を用意する。
<火1クラスの意見>
・犬が飼い主から捨てられた時に、代わりに育ててくれる施設を増やす。
・ワクチンを打った犬は山や自然に返して自由にする。(鹿の天敵となって鹿害が減らせるか!?)
・アメリカと同じようにペットショップをほぼ減らす。
・犬を飼う免許を作る。
<火2クラスの意見>
・捨てない約束をしてから飼う。
・飼えなくなったら必ず次の飼い主を自分で見つけなければならない。
・譲渡会を増やす。
・ペットショップの犬より譲渡会の犬を優先して売る。
・保健所にいた犬をペットショップで売る仕組みに変える。
・1匹の犬をチームで飼って、1人ずつの負担を減らし、捨てられない仕組みを作る。
<水1クラスの意見>
・犬を飼うために、検定を作る。
・犬を捨てたら罰金100万円(リアルに困る金額にする)
・犬を立派に幸せに育てるごとにポイントを貯められる。
・犬が死んだとき、人と同じように死因を明らかにする。
・犬に虐待をしたら逮捕する(実刑)
<水2クラスの意見>
・譲渡会の案内をもっと多くの人の目にとまるよう工夫する。
・譲渡会の頻度を増やす。
・道徳の授業でもっと話題にして国民の意識を上げる。
・保護団体施設への募金や補助金を増やす。
・ペットショップで売るのを保護犬や保護猫にする。
・国の方針で殺処分を禁止にする。
・保健所を保護施設にして、犬を捨てた人には厳しい罰を与える。
・多頭飼育に悩む団体が多いので、施設や団体を増やす。
<木1クラスの意見>
・犬を手放したら重罪。
・殺す役割の仕事をなくす。
・譲渡会の機会をもっと増やす。
・ペットカメラを飼う人に義務付けて月1回検査される。
・保健所ではなく、ペットカフェに連れていく。
・犬を周りの人たちがサポートできる環境を義務にする。
・ペットショップをやめて保健所の犬のみ売る。
<木2クラスの意見>
・保護施設を増やす。
・譲渡会の頻度をもっと増やす。
・殺処分を禁止にして、犬の遊べる施設にする。
・アメリカみたいにもっと厳しくする。
・高齢者が飼うことを禁止にする。
★リーダーの意見
今週のディスカッションは、犬の殺処分をなくすためにどうしたらよいかを考えました。
10年前と比較したら、ずいぶんと殺処分の数は減りましたが、それでもまだ年間2200頭の犬が処分されています。
そういったデータや殺処分される背景を学習した上で出た意見でもっとも多かったのが、
『ペットショップを減らして譲渡会をメインにする』ことでした。
また、『譲渡会でたくさんの出会いがあるように、犬のしつけをしっかりしてかわいがってもらえるようにする』や『イヌカフェなどを増やして、譲渡会のように同情で飼うのではない環境にすることも大切』という意見もありました。
また、病気で入院するために犬を保健所に連れて行くしかなくなるケースにふれて
『犬も一緒に同室できて、死ぬまで暮らせる病院があったらいいな。』
『AIで人間の仕事が減るから、犬の世話をする資格を増やして、病院で人の看護をする人と犬の世話をする人が活躍すれば、人の仕事は新たに生まれるのではないか。』
さらに『人の出生数よりもペットが増えているのだから、犬に携わる仕事はこれからより増えるはずだ』と、小学生が真剣にディスカッションしていました。

