ディスカッションまとめ5/13〜5/16「飛行機」

今週は「飛行機」についてディスカッションを行いました。
Q1.なぜそのようにしていると考えますか。意見を自由にだしあいましょう。
<解答例>
アルファベットの「I」がない理由は、数字の「1」とまちがいやすいからです。
窓側の席は「A席」と「K席」、通路側席は「C席」と「H席」と、それぞれきめて割り当てているので、アルファベットが飛び飛びになっています。
このルールは、2000年代中頃に決まり、お客さまやスタッフへのわかりやすさを高めるために作られました。そうすることで、客室乗務員や旅客係員の作業性が上がり、案内がより正確になります。
また、トラブルの時もスタッフの処理能力が上がるので、このようなルールを決めました。
※全ての航空会社が採用しているのではなく、LCCはこのルールをとりいれていない傾向にあります。
お金を使うアプリかもしれないから。(知らない間にお金をたくさん使わないようにするため)
今週は「飛行機」についてディスカッションを行いました。
Q2.下の図は、飛行機の窓の写真です。飛行機の窓は、角がなく丸い形が基本です。それはなぜだと思いますか。あなたの 考えを 自由に だしあいましょう。
<解答例>
飛行機は、高度を上げ下げすることで気圧差によって機体が膨張、収縮をくり返します。
頂点が直角の四角い窓の場合、四隅に機体の膨張、収縮の力が加わりやすく、その四角の頂点部分から⻲裂が入りやすくなります。
それに対して丸窓の場合は、力が分散されるので角窓よりも強度が強くなります。
★リーダーの意見
どの会社も企業努力を必ずしています。
今回はANA(全日空)でしたが、トラブル対応の為に通路側のアルファベットを揃えていることや、「I」をなくしていることなど、何気なく利用しているだけでは気付きにくいところにこそ、企業の努力や安全への対策が隠されていることをディスカッションを通して全員で理解しました。
そして、「B」「E」 の席がなぜないのか?という点も考えました。
ビー・イーと発音が似ていて紛らわしいからなくしたのではないか?と予想もしていきました。
飛行機だけでなく、何かに疑問を持った時は質問してみると発見がたくさんできるので、みんなにはどんどん「なんだこれ!?」を見つけるように伝えました。