ディスカッションまとめ2/5〜2/18「GDP」
今週は「GDP」がG7の中で最下位になってしまったことについて、GDPが伸び続けているアメリカと、低迷している日本の差について考えました。
まず、GDPとはなにか。そこから図を書いて説明。
儲かるとどのような仕組みでGDPが高くなるかを話したところ、「おーループだぁ!会社が儲かると、社員の給料あがって、給料あがったから焼肉食べに行って、そこの焼肉屋が儲かるとその社員の給料あがって、ゲームセンターでワイワイつかって、、、、そうやってループしてGDPがあがるのか!めっちゃわかった!」と低学年でも納得。
Q1.GDPが伸び続けているアメリカの企業と低迷している日本の企業はなにが違うのか?
①アメリカのほうが広いから会社たくさんつくれる
②アメリカ人の方が発想力豊かだから進化早い
③アメリカのほうがプレゼンが得意だから営業うまい
④アメリカは世界共通語の英語が母国語なだけでだいぶ有利
⑤日本は技術は高いけど、特許横取りされるの上手い
⑥日本は優しすぎるから、海外にマネされる
⑦そもそも教育が違う
など、様々な意見が出ました。
中でも、注目したのは教育の差です。
日本一の東大と世界一のスタンフォードでの授業の違いや、小学校で出る宿題の違いを話しました。
例えば、日本の小学校では漢字ドリルの宿題がでます。つまり暗記したり詰め込み型の教育です。一方アメリカの小学校は答えが一つとは限らない宿題を出し、翌日プレゼンしていかに自分の想像したものが良いかを語ります。
この小さな差がチリも積もれば山となり、教科書にある知識を丸暗記してきた日本人と、教科書をヒントに前例にないものを想像してプレゼンしてきたアメリカ人とで後に社会人となってからGDPの差を生むのでしょう。
そんな日本も、教育を少しずつ見直し変わりつつあります。(2月28日の講義で詳しく話します)
私は、日本で生まれ、日本で育ち、やっぱり日本が大好きなので、海外の良い部分はどんどん取り入れて修正しながらも、やっぱり日本らしい風習や歴史は世界に発信しつづけたいです。
田中