ディスカッションまとめ4/15〜4/18「いじめ」

「いじめ」ディスカッション用テキスト

今週は「いじめ」についてディスカッションを行いました。

Q1.図1でもわかるように、日本では「いじめ」の数は増え続けています。どのような取り組みをすることで、「いじめ」が減ると考えますか。自由に意見を出し合いましょう。

<月1クラスの意見>
・先生への罰金制度を作る。
・国、自治体がお金を出して先生の教育をする。
・いじめにあったら、警察に言う。
・いじめにあったら、先生に言う。
・人を助けたら学校でお菓子をもらって食べられるようにする。
・いじめをした人の顔をポスターにしてはる。

<月2クラスの意見>
・まずは、ペンシルベニア州のマネをする。(ポジティブ行動支援)
・いじめにあったら、親と先生に言う。
・子供は絶対にウソをつかない。
・教室に防犯カメラをつける。


<火1クラスの意見>

・月に1回、自由な時間割の日を作る。そこにはゲームも用意してあって自由に遊べる。
・おやつタイムを作る。
・昼休みの時間を増やす。
・給食をクラスを超えて好きな人と食べていい。
・マクドナルドやサイゼリアがたまに出張できてくれて食べられる。(楽しいことを増やす)

<火2クラスの意見>
・ペンシルベニア州のマネをする。
・ウソをつかないようにする。
・時間割の中で自由な時間を増やしてストレスを減らす。
・机に向かう授業は30分にして、体育は1時間にする。
・ゲームの時間を時間割に入れる。

<水1クラスの意見>
・いじめを目撃したら、声をかける。
・ペンシルベニア州のマネをしてみる。
・ひとりぼっちを作らないようにする。
・いじめをした子は特別なクラスに移動させる。
・いじめをしてない人はポイントが貯まる。
・いじめを5回以上したら進級できない。

<水2クラスの意見>
・いじめをした人に、いじめを仕返して1回わからせる。
・ペンシルベニア州のように、ポジティブ行動支援を取り入れる。
・いじめをした人はカウンセリングをうける。
・生徒を午前と午後を分ける。(少人数になるから先生の目が行き届くようになる。)

<木1クラスの意見>
・いいことをしたらご褒美があるようにする。
  ジュースがもらえる。
  給食が特別メニューになる。
  宿題が減る
  1日先生になれて、時間割を好きに作れる。
  フルーツがもらえる。
  好きな生き物を学校で飼える。
  自由になれる。

<木2クラスの意見>
・会話を増やす。(コミュニケーションを増やす。)
・いいことをしたらご褒美がもらえる。
・いじめを目撃したら、大声で助けを求める。

 

★リーダーの意見

「いじめを減らすにはどうしたらよいか」は非常に難しいテーマです。
なぜなら、誰も解決できていないからです。いじめは今も減っていません。
しかし、「どうせ減らない」と諦めたら、いじめは増える一方ですね。大人はもしかしたら心のどこかで諦めてしまっているのかもしれません。そこで、今回子供達にこのテーマについて考えてもらうきっかけをつくりました。
大半の意見が「良いことをしたらご褒美がある」と言ったペンシルベニア州の取り組み(ポジティブ行動支援)と類似したものでした。
ディスカッションでは「やられたらやり返すを繰り返すと良くならないから、やった人の心をケアすることが大切だ」と言う意見が印象に残っています。
薬物、犯罪にも言えることで、罰を与えるためにただ牢屋に入れるのではなく、心のケアをしっかりすることで、新たな一歩を切り開けるようになると信じています。